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スター・ウォーズ エピソード3

今週ご紹介するのは、SWエピソード3。昨日からの公開なんですけど、先先行、先行、と続いていたので、なんか、やっと観ました!って感じになってしまいました。




SWと聞いて、全作品観たことがない人はいても、名前を知らない人は、ほとんどいないと言ってもいいでしょうね。ジョージ・ルーカスが、スター・ウォーズをつくったのが、1977年。そして、28年後の今年、2005年、ついに、このシリーズの完結編を見届けることとなったわけです。そういう意味では、ちりばめられた数々の謎やエピソードが集結し、シリーズとしての結末が見られること、第1シリーズのオープニングに、どうつながっていくのかが解る、ということだけでも、観る価値ある完結編です。

そして、なんと言ってもスゴイのが、CGやSFX。SWシリーズは毎回最新のCG技術が見られるということでも話題になっているのですが、ジョージ・ルーカスの頭の中にあるスター・ウォーズの世界そのままが、映画の冒頭から最後まで、寸分の狂いもなく表現されている、と言ってもいいでしょう。

この物語全てが空想であるはずなのに、その物語に釘付けになり、観客自身もこの物語の中にいるような感覚、劇場そのものが宇宙船や惑星になったかのような一心同体の気分にさせてくれる。ディズニーランドのアトラクションのような体験をさせてくれる、まさに、ジョージ・ルーカス・マジック。これは劇場で見ないと損をしますよ。

最初の宇宙船バトルの攻防シーンは、映画館の椅子が動いているんじゃないかと思えるほどの重力を感じ思わず手足に力入っちゃいましたし、インディージョーンズを彷彿させるようなジェットコースターシーンの連続を見せてくれるのが、中盤のヤマバとなる、オビ=ワンとグリーバス将軍との豪快なる戦い。本当にワクワクさせてくれました。そして、ラストのアナキンとオビ・ワンの一騎打ち。アナキンがダースベーダーに変貌していく過程をぜひ、その目で確かめてもらいたいです!

「宇宙戦争」で、スピルバーグが原点回顧じゃないけど、自分の昔の作品を彷彿させた感があるのと同じように、ルーカスも彼自身の思いの集大成を、ここで出し尽くしたような感があります。
映画って、面白くなくっちゃ、楽しくなくっちゃ、ワクワクしなくっちゃ、って思っている、映画を愛する人たちの愛情がたっぷりこもったエンターテインメント作品なんですね。ある意味、映画というジャンルを超えたかもしれませんね。

私はエピソード2をDVDで観たから、その良さがよく伝わってこなかったから、解らなかったし、面白くなかったんだと思います。このシリーズは、やっぱり劇場で見るべし。

スター・ウォーズ エピソード3公式サイト
by kanyukumari | 2005-07-10 23:34 | J-Cinema 05
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