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Hotel California

☆M's Lyrics Translation☆

Hotel California

Eagles (1976)





暗くなった砂漠地帯のハイウェイの風は、僕の髪に冷たい。
コリタスの生暖かい匂いが周りから立ち込めてくる。

地平線の先に何かの光が見える。
僕の頭と瞼はだんだん重くなり、
今晩はここで、一夜を過ごさないとならないだろうと辺りを見回した。

女がドアの前に立ってた。

何かを悟るかのようなベルの音を聞いたとき、僕は思った。
“ここは天国なのか、それとも地獄なのか・・”

女はキャンドルをかざし、僕を中に誘導した。
ホテルの廊下を歩いていると、無数の声が聞こえ始める・・

・・・・・ようこそ、我が屋敷へ・・・・・・・・・。
こんないいところは、他にはないぜ、ぼうや。
空き部屋が多いのがここの良いところさ。
だから、いつだって、あんたを歓迎できるってわけ。

彼女はNY5番街のティファニーのような女。
メルセデスに乗って、友達と呼んでる可愛い男をたくさん囲っている。
汗ばむ甘い夏の夜の庭で、とっかえひっかえ、
寄り添ってダンスを踊っている。
忘れらない熱いつながりを求めて・・・、でもほとんどが幻に過ぎない。

ワインをくれ、とキャプテンを呼んだ。
1969年産以降のスピリットは置いていない、と
どこからともなく声が返ってくる。

廊下の無数の声は、こだまし始め、
真夜中に僕の眠気を邪魔しやがる。

ようこそ、ホテル・カリフォルニアへ。
こんないいところは、他にはないぜ、ぼうや。
今なお、営業中だよ。
嘘だと思うなら、あんたが驚くような証拠を見せてやるよ。

壁の鏡には、氷に埋まるピンクのシャンペンが映っている。
そして、女が言った。
私たちは自分たちの意思で、ここに来たのよ。
そのことを思い知るために主賓室に集まった。
しかし、僕たちを待っていたのは、生きてるものを殺すことが
出来ない、まぶしい刃物の光だけだった。

僕が最後に覚えているのは、ドアに向かって逃げ出そうと
したところだ。
僕は元いた小道を探していた。

・・・・ぼうや、落ち着くんだな・・・・・。闇の男の声が聞こえる。
初めからプログラムされているんだ。
あんたはいつだってホテルはチェックアウトできるけど、
元の世界に戻るには、遅すぎたのさ・・・・・・・・。
by kanyukumari | 2005-02-01 23:10 | Music What They Talk
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